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最終更新日:
20
11105

会長からの
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ニュースレター
2009年度アーカイブ】


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No. 66
2009121

12月になりました。師も走るといわれる師走。忙しさの最たるといわれる12月です。今年も残すところ30日。2009年が終わります。皆様にとって2009年はどんな年でしたでしょうか。

私達の会ボイスライブラリーにとっては、新しいことがいくつか始まり、その取り組みの難しさは別としても、新しいことに取り組む私達の姿勢を問われるチャレンジの年の幕開けの感じがします。

脳梗塞で倒れた後、あるいは老齢の故に日常語の英語が出なくなり、母国語の日本語しか使えなくなった方への朗読者としての対応の仕方、重い病気をかかえる病児への読み手としての対応のやり方など今までになかった課題にとりくむ日々であった思いがします。

新しい課題に手探りで取り組む日々ですが、なんらかの効果と喜びを聴き手の方々にお届けすることが出来ればと念じています。

残すところ30日になってしまった2009年、有終の美を各自の胸にかざることが出来るよう頑張りましょう。

どうぞ宜しくお願いします。


No. 65
2009113

ハロウイーンも終わって11月になりました。今年もあと2ヶ月・・・本当に時の流れの速さに驚かされます。

先月から新しく個人のお宅への朗読訪問が私達のスケジュールの中に加わりました。7歳のL君宅への訪問です。病を持つL君はまだあどけなさを残す可愛い1年生の男の子。外を駆け回りたい盛りなのに行かなきゃならないのは学校ではなくて病院・・・というのは本当に可哀そうだなあと男の子二人を育てた私は初めて彼に会った時胸が痛くなりました。L君のお母様から朗読に来ていただけないかとお電話があった時、ご自宅での朗読だけではなく、病院での治療が長いので病院でも朗読をしていただけないかという話が出て胸を付かれました。

このような依頼があるということは病院に治療のために長時間いなければならないことが子供にとってどんなに辛いことなのか、どんなに大変なことなのかを如実にあらわしています。今まで私達の朗読を聴いて下さるのは成人の方達ばかりでしたが、今月からはL君という若い聴き手が出現してくれて私達にとって新しい挑戦が始まりました。

彼の今の生活の中で私達の朗読が少しでも彼の毎日の生活に楽しさを加え、活力を増やす作用をしてくれればと思います。皆様のご協力どうぞ宜しくお願いします。

今回、思いがけなくもこのような機会を与えられたことによって夢が又ひとつ膨らみました。いつかずーっと先の将来、シアトル周辺の小児病院には常駐のボイスライブラリーの読み手がいていつでも小さい患者さんの希望に応じて本を読んであげられる・・・そんなシステムを創ることが出来ないか・・・と夢みています。

21日の例会では各方面に活動へのご理解と支持をお願いする書状を送る作業と、作業終了後、秋祭りの打ち上げを兼ねた親睦会をいたします。

今年は紅葉がとてもきれいです。残り少ない秋の日々を存分にお楽しみ下さい。お風邪をお召しになりませんように!!!


No. 64
2009102

秋が深まりました。鮮やかな黄色の枯葉がころころと風に吹かれて流れます。

9月12日と13日の秋祭りには皆様の多大なご協力を頂き真に有難うございました。例会報告に書きましたようにブースを出しただけの成果があったことをとてもうれしく思っております。

脳梗塞で倒れ1ヶ月ほど入院していた知人が退院してきたのを祝って、サンフランシスコまで行って来ました。その知人は日本生まれの日本育ち、でもそのサラリーマン生活の殆どをアメリカでアメリカの会社で英語で生きてきた87歳のダンデイな素的な老紳士です。

思っていたよりうんとお元気なお姿にほっとしたのですが、言葉の回路が少しおかしくなっているようで、ご自分の思いを言葉で伝えるのが中々上手くいきません。もどかしくなってご自分で諦めてしまわれる様子がありありとわかり、病に倒れた後のリハビリの大変さ・・・それは患者さんご自身と周りの家族の両方にとってとてもとても大変なことなのですね・・・をしみじみ思いました。やまいに倒れた後は英語はもう出なくなり日本語だけになってしまわれた由。

今までにいろいろな方から脳梗塞に罹ると母国語だけしか残らないと聞かされていましたがそれが本当だということの実例を知りました。入院されていた病院ではこの日本語しか出なくなった日本人の患者さんのために通訳をつけてくれたそうですが、この通訳が日本語が母国語でない方であったことや患者の言葉の回路がスムーズに繋がっていないため言葉を発するのに時間がかかるためでしょうか、もう末期が近いと病院側は判断されたようで退院に際してご自宅をホスピスにする処置をとって退院してこられた状況になっていました。

お目にかかってみると言葉のもどかしさは確かにありますが、ウオーカーを使って移動は出来る、食欲はある、日本の月刊「文藝春秋」を読むことが出来る、物事の理解力はしっかりある等など・・・とてもホスピスに入る必要などはないように思えました。

国籍はともかく、住んでいる国とは異なる母国語を持つ我々のような立場のものが病に倒れた場合の難しさを改めて考える時でした。そしてそのような場に遭遇した時こそ私達のようなサービスが求められるのではないでしょうか。

シスコからの帰途、飛行機の中で、私達の今訪問しているそれぞれの訪問先のみなさんのお顔をひとりひとり思い浮かべておひとりおひとりにどれだけ満足していただいているかしらと考え続けておりました。

この知人の奥様のお話では私達の活動を地元の新聞で読まれたことがあるそうです。以前、VLJメンバーの一人の尽力でサンフランシスコのマスコミに我々の活動を取り上げていただいた成果が実っていたことも今回の旅で知りました。

サンフランシスコにもボイスライブラリーのような活動があればうれしいのに・・・とおっしゃるこの奥様にとりあえず私達のCDを3枚お送りすることをお約束してまいりました。

ボランテア活動は本当に微々たる活動であっても続けることに意味があるのだと思います。どうぞ皆様のお力をお貸し下さい。

宜しくお願いします。


No. 63
200991

激しくて短い夏が終わりました。皆様の夏はいかがでしたか。

空の色も空気ももう秋の訪れを告げています。

912(土曜日)13(日曜日)の両日はいよいよ秋祭です。出品する品々、ブースに立ち寄って下さる人たちに手渡す印刷物など用意はほぼ整いました。

年毎に来場者も多くなってきているように思える秋祭り、多くの新しい出会いがあることを祈っています。私達の差し伸べるサービスの手を待っていて下さる人々がみつかりますようにと念じています。

新しい仲間が3人増えました。志を同じくする人たちと地道に、でも決して途切れることの無い歩みを重ねて行けることを幸せに思っています。対面朗読の現場での体験は他では決して味わうことの出来ない貴重なもの、ひとつひとつを糧にして励んでいきましょう。

皆様のご協力どうぞ宜しくお願いします。
 

No. 62
200981

涼しい筈のここで記録破りの暑さが続いております。729日の日は103度Fという信じられないお暑さ。ニューヨークや東京ならいざ知らず、避暑地といわれるここでこんな暑さに出会うとは夢にも思いませんでした。

皆様、体調を崩したりしてられませんか。どうぞご自身の健康にはくれぐれもお気をつけ下さいますように。私達には私達の来訪をひたすら待っていて下さる方がたくさんあることをいつも心に置いてください。

7月にはうれしいことに新しいお仲間がふたりふえました。私達の活動を理解し、共鳴し、ボランテア活動に携わって下さる方達が増えることはなによりの喜びです。

そして時を同じくして、ボイスライブラリーのサイトを見たのだが、是非我々の施設の日本人入居者の為に対面朗読に来ていただけないだろうかとの依頼が入ってきました。

場所はケンモア、シアトルの北の方角です。日系マナーや敬老ホームのように日本語によるサービスがいろいろとある日系の介護施設とは異なり、殆どの介護施設での日本人入居者はひとりかふたりです。今回の依頼も母国語を聞くことによって淋しさをまぎらわせ、加齢によって進む防ぎきれない老化を少しでもゆっくり出来るのではないかと考えたその看護施設で働く方からの依頼でした。とりあえず月に2度ということでその依頼をお引き受けいたしました。

私達のスケジュール表の中に新しい対面朗読の場がひとつ増えることになります。ご協力どうぞ宜しくお願いします。

912日と13日は恒例の秋祭りです。その秋祭りの準備のために822日午後1時からオフイスで作業をいたします。一人でも多くの方に参加していただければと願っております。


No. 61
200971

快晴の日々が続いています。ここでの一番快適なシーズンの始まります。海と山と湖に囲まれたシアトル周辺は、さわやかで涼しい最高の季節を迎えようとしています。

皆様も家族旅行に、日本からのお客様のお世話に・・・とお忙しい日々が続くことと思います。カレンダー上の忙しいスケジュールを眺めながら、思い浮かべるのは、私達の朗読を楽しみに待ってくださっている皆様のお顔です。ベッドから、お部屋から、自分ひとりでは自由に動けない方々に、この爽やかな空気をどうすれば送り届けることが出来るかしら、どうすればこの緑の瑞々しさを伝えられるのかしら・・・・と思います。

この6月に山形県の日本海に面する宿に泊まった時、朝早く白い砂浜の続く海岸を歩く機会に恵まれました。波の打ち返す浜には小さな貝が残されていました。小さくてピンク色のもあり思わず手に取りました。これを拾っていってナーシングホームの皆様に「日本の、日本海の浜で拾ってきた貝です」ってお見せしようと思いました。これを見た皆様がどんな反応を見せて下さるかはわかりません。日本の海を、浜を、ご存知ない方もいられるでしょう。けれどもきっと外の、戸外の空気は感じていただけるのではないかしらと私は私のささやかな試みを私の朗読の当番の時にやってみるつもりでカバンの中に貝の包みを入れて日本から帰ってまいりました。喜んでいただけるとうれしいなと思っています。

新しく朗読に来て欲しいとの要請がケンモアにある介護施設からきました。実際に対面朗読に伺うまでには手続き上、少し時間がかかりますがお引き受けすることにしました。

お手伝いよろしくお願いします。

9

12日、13日に開催される恒例の秋祭りに私達は今年も参加します。この夏はその準備の為に働きます。どうぞカレンダーの秋祭りの日にしっかり印を入れておいてください。

皆様のご協力をお願いします。


No. 59
200951

若葉の瑞々しい季節となりました。日本はゴールデンウイークで海外へ出掛ける人達も多いとか・・・。空港のマスクを着けた観光客の姿をテレビが映し出しています。今、世界中の関心をあつめているのは豚インフルエンザの問題。感染者の数が増えていくのが気になります。私達の対面朗読を楽しみにして待っていて下さるのは、高齢者の方や身体の弱い方達が殆どなのでこの方達に何事も起こらないように私達も細心の注意を払いましょう。

桜祭りも無事終わりました。皆様のご協力に心から感謝しております。今年は我々のブースがセンターハウスではなくフイシャーパビリオンだったせいでしょうか、例年より人出が多かったような気がしました。ブースを出したことが何らかの成果を生み出したかどうかはまだわかりませんが、私達のようなボランテアグループの存在を少しでも多くの人達に知っていただくという目的は果たせたのではないかと思います。

遅れているCD制作に拍車をかけて頑張っていきます。ご協力どうぞよろしくお願いします。


No. 58
200941

暑さ寒さも彼岸まで・・といいますのに、今年は4月になってもまだ寒い思いをしています。でも庭に来る小鳥の種類が多くなり、桜の蕾が膨らんで、季節は矢張り春。晴れた日の陽射しは明るくてうれしくなります。

そんな日に対面朗読に伺って「今日はいいお天気で気持ちが晴れますね。」とご挨拶すると、「私達は室内にずーっといるからお天気はあまり関係ないのよ。」とのことに、改めて自分の足でどこへでも出歩ける幸せに気がつき、なんだか申し訳ない思いがしました。

それ以来、対面朗読のときには出来るだけ季節感のあるものをひとつは読むように心がけるようになりました。せめて耳で季節を味わっていただこうという魂胆です。読み手の一人一人が試みる「読み」の工夫が、真直ぐに聴き手の方々の心に届きますようにといつも願っています。

417日から19日までの3日間、シアトルセンターで開催される桜祭りに私達ボイスライブラリーも私達の活動を出来るだけ多くの方々に理解していただく為に参加します。

先日サンフランシスコのWestern Addition Branch Libraryへ送り出したCDが無事に届き、大喜びをしていると担当のMs. Chieko Wealandさんからお礼の電話がありました。

喜んでくださる場が増え、出来るだけ多くの人々に聴いていただけるように力を合わせて励んでいきたいと思います。

どうぞご協力宜しくお願い申し上げます。


No. 57
200931

弥生三月。春の訪れ。ひな祭り。自然とは本当に正直で、陽射しが、そして空の色がめっきり春めいてきました。対面朗読へ出掛けるのも心が弾みます。

季節に合わせた読み物で、朗読の時間を始めようと思う為、それに相応しいものを何時もなにかないかしらと探しています。起承転結がはっきりしていて、物語性があり、あまり長すぎない、そして興味をそそるもの・・・・となると書物選びは本当に難しい作業です。

でも聴き手の皆さんに喜んでいただけたときの喜びは何ものにもかえられません。読み手と聴き手の間に走る共感とでもいえるものを感じるとき、いいかえれば何か手応えがあったとき、このボランテアをやっていてよかったとしみじみ思います。そして又、この仕事のおかげで常に言葉への感性を保っていこうという思いが心の中にあることを有難く思っています。

2月末に又新しくお二人の方が私達の仲間になって下さるとのことです。手続きが終わり次第皆様にご紹介します。手を携えて一緒にボランテアに励むことの出来る仲間が増える・・・・・何にも替え難い喜びです。

4月には恒例の桜祭りがシアトルセンターで開催されます。例年のごとく今年も一人でも多く方に私達の会の存在を知っていただく為にブースを出します。桜祭りは417日、18日、19日の3日間開催されます。どうぞカレンダーにマークをしておいて下さいますように。

新しく仲間になって下さった方々も含めて、どうぞ皆様宜しくご協力くださいませ。


No. 56
200921

如月の2月となりました。寒さは厳しい毎日ですが青空からの光は早春のもの。

この変化の激しい日々の中で、変わりの無い自然の営みを目の辺りにすると、心がほっと和む思いがします。

自分の足で自分の行きたい場所へ行ける私達とは異なり、車椅子での生活の方々は早春の息吹を感じる機会も、光の流れで春の到来を知ることも殆ど不可能なように思われますので、せめて読むものからそれを感じていただければ・・・・といつもいつも思います。でもそんな思いを伝えられる本をみつけることのむずかしさ!

皆様の対面朗読報告を読む度にそれぞれが本を選ぶことの大変さを味わってられることが解り、私は「ああ仲間よ、君もそうなのか。」の思いにとらわれます。私達の活動は本当に地味なささやかな活動ですが、私達の母国語である日本語を聴いていただくという点で大きな意味があると信じています。

聴き手の皆さんが“ああ、楽しかった。”と思ってくださる良い朗読が出来るように心を尽くしていきたいと思っています。

どうぞご協力宜しくお願いします。

No. 55
200911

初暦知らぬ月日は美しく    吉屋信子

新年おめでとうございます。

2009年、新しい年の幕開けです。散々降り積もる大雪に痛めつけられた12月が終わり、新しい年が始まりました。皆様、希望に満ちた新しい年をそれぞれの場でお迎えになったこととお慶び申し上げます。

2008年は世界にとっても、日本にとっても、そして私達のボイスライブラリーにとっても事の多い激動の1年でした。政治の世界でも経済の世界でも人々が変化を求め続けた年と言えるのではないでしょうか。政治の世界では11月の投票で、1月に就任する次期大統領がオバマ氏と決まり、国民の80%が彼を支持するという結果が出ました。アメリカが、そして世界が、彼がもたらす筈の変化を大きな期待をもって待ち望んでいます。経済界ではアメリカ発の大混乱が世界中を巻き込み今は大変なことになっております。

そして私達のボイスライブラリーでもいろいろな変化が起こりました。悲しいこともうれしいこともとりまぜていろいろあった2008年でした。私達の会の発足当時以来,私達の対面朗読を心から楽しんでくださった洋子さんとの永遠の別れは本当に悲しいものでした。そして又、少しずつ少しずつ弱っていかれたPさんのことも忘れられません。

悲しいことの反面、うれしいこともたくさんありました。何よりも何よりもうれしいことは、会へ参加して下さるボランテアの皆さんの数が増えたことでした。その上ボランテアの皆さんがそれぞれの持ち味を生かして協力して下さるおかげで多岐にわたる活動が出来るようになりました。

フランスへむけてのCDの送り出しの為、著作権の問題に取り組まざるを得なかった状況は、今後の困難さを予知しながらも、一部の著作権の許諾を直接著者や継承者からいただけるという朗報ももたらしました。サンフランシスコでも各メデイアに活動状況を取り上げていただくことが出来ました。おかげでハワイを始め州外の方々との交流も増えてきました。

昨年の年頭には思いも及ばないことばかりが起こったのです。“知らぬ月日”は美しいばかりではなく豊かな実りの多いものとなったのでした。

今、私達は多くの方々の好意あふれる支持に支えられて2009年の第一歩を踏み出そうとしております。地味な活動をこつこつと確実な歩みで進めて行きたいと思っております。母国語の朗読を待っていて下さる方達に心を沿わせて私達の朗読を聴いていただきましょう。そして2009年の年末には思いがけない充実した思いを持つことができますようにと祈っております。

今日から始まりました新しい1年、どうぞご協力よろしくお願い申し上げます。


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